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ニキビとは、毛包部分の炎症や化膿を伴う皮膚疾患です。毛穴に皮脂や汚れが詰まって、そこにアクネ菌などの細菌が関わって炎症が起きます。皮脂の分泌が活発な思春期に多くみられますが、最近では成人型のニキビも多く見受けられるようになりました。いわゆる「大人ニキビ」と呼ばれるものです。加齢やストレス、不規則な生活や紫外線などの影響を受けて、ターンオーバー(肌の再生)のバランスが崩れると、新陳代謝が衰えて大人ニキビができやすくなります。
なかなか治らないニキビを放置すると、炎症が広がり皮膚の深い部分に傷が付いて、ニキビ痕が残ったり色素沈着を起こすこともあるので、早めの治療をおすすめします。
ニキビ(にきび)の直接的な原因は、皮脂の過剰な分泌と毛穴のつまりにあります。毛穴につまった皮脂を栄養にしてアクネ菌が異常繁殖するとニキビが発生します。
皮脂の分泌量は、食生活や性別、ホルモンバランスなど様々な要因で決定されます。例えば、ビタミンB2やビタミンB6は皮脂の分泌量をコントロールする働きがあり、不足すると皮脂過剰を促します。
また皮脂分泌を促す皮脂腺は、下垂体や副腎皮質、性腺などで合成される多くのホルモンによってコントロールされています。特にアンドロゲンに代表される男性ホルモンは皮脂過剰に大きく影響すると考えられています。アンドロゲンは皮脂腺の発達や皮脂の合成に深く関与しており、アンドロゲンの分泌が活発になると皮脂の分泌量が増加します。一般に、女性よりも男性が皮脂分泌が活発な傾向があります。
肌の最も外側にある表皮には、角層と呼ばれる部位があります。角層はお肌を刺激から守る保護膜として大切な役割を担いますが、一方で毛穴つまりを引き起こす場合があります。
古くなった角層はターンオーバーにともなって排出され新しい角層と入れ替わります。しかし乾燥や紫外線、ホルモンのバランス変化などの影響を受ると異常な角層形成を生じることがあります。このような異常角層は固着性であり、お肌にへばりついて古くなった角層が輩出されるプロセスを阻害します。
このような状態を貯留角化と呼びます。貯留角化になると角層全体が分厚くなって毛穴が狭くなるため、皮脂の排出が滞って最終的に毛穴つまりを生じます。
ニキビ用のお薬や洗顔石鹸も多く市販されていますが、ニキビの原因に適したものでなければ効果はありません。当クリニックではお一人お一人のニキビの症状を診断し、外用薬での対症療法に加え、抗生物質やビタミン剤の内服、漢方を用いた体質改善、さらに食事、洗顔などのアドバイスを行い、トータルでの治療をご提供しております。
より早く治したい、ニキビ痕をきれいにしたいなど、さらに質の高い治療やアフターケアをご希望の方には、自由診療による治療をご案内させていただきます。詳しくは有楽町美容外科クリニック
オフィシャルサイトをご覧ください。
ニキビの種類
<白ニキビ・黒ニキビ>
古い角質や汚れが毛穴を塞ぎ、皮脂が詰まり始める。進行すると皮脂が盛り上がって、表皮からその頭が見えるようになる。黒ニキビはつまった皮脂が毛穴を押し広げ、皮脂が空気に触れて酸化し黒く見える状態。
<赤ニキビ(炎症ニキビ)>
アクネ菌が活性化し、皮脂を分解して刺激性物質を生産し、これが刺激となって炎症を起こし皮膚表面が赤くなる。
<黄ニキビ(化膿ニキビ)>
アクネ菌が全体に繁殖し膿をもった状態。炎症が進行して毛穴周囲の組織が破壊されダメージが真皮まで及ぶ。症状が悪化するとニキビが治っても凸凹が残ったり色素沈着してニキビ跡になることがある。
治療
ビタミン剤
抗生剤の内服薬
外用薬
漢方薬の処方
抗生剤の外用薬の処方